先輩たちへインタビュー | 医師 山内先生

職種を超えた連携力で地域医療にあたっています

お話を聞いた人:
医療法人明星会 東条病院 医師 
山内先生

キャリアを重ねたのち明星会所属の医師となり、そろそろ3年目を迎える山内医師。明星会に入職するに至ったいきさつや、東条病院で働くメリットについて伺いました。

専門性を活かせるだけではない東条病院の魅力

Q. 入職されてまもなく3年目と聞きましたが、そもそもどのようないきさつで東条病院で勤務されることになったのでしょう。

山内先生

2年前は、ちょうど専門医の認定資格などを取得したタイミングで、きりが良かったということがあります。また、それ以前は漢方医の専門医認定を取りたかったり、父のクリニックをサポートしたかったり、いろいろやらなくてはならず、常勤できない環境にあったのですが、一段落ついたので、常勤先を探していたんです。

Q. なるほど。先生のご専門は?

山内先生

総合診療科です。

Q. 東条病院でなら、専門性を発揮できますね。

山内医師

はい、それも大きな決め手です。専門性を活かしつつ地域医療に貢献できる病院を探していたところ、東条病院をご紹介いただきました。

Q. 東京から通勤されているのだとか

山内先生

そうなんですよ。病院側が東京からの通勤に理解を示してくれたので、生活拠点を移さなくても理想の働き方ができることに魅力を感じ、ここに決めたのです。

Q. 海も近くて環境も良いですよね?

山内先生

はい、私はサーフィンが趣味なので、海があるという点にも惹かれました。

Q. アクティブで素敵ですね。

山内先生

だいぶ体力は落ちてきていますが(笑)

ほかの科や職種の意見から学びを得られる職場環境

Q. 勤務医になられて、改めて東条病院にどんな印象をお持ちですか?

山内先生

ほかの科や職種の職員から多くの学びがある病院ですね。

Q. とおっしゃると?

山内先生

週に1度、各患者さんの「ゴール」をみんなで意見を出し合いながら決めていくためのカンファレンス(会議)があるのですが、そこでは実にいろんな意見が出て、すごく勉強になるんです。

Q. どんな患者さんの「ゴール」を話し合うのでしょう。

山内先生

主に入院患者さんです。私は私の立場や考えで「この人にはこんなゴールがいいだろうな」と思って意見を言うわけですが、ほかの職種の方が全く違う意見をくれたりするんですよ。

Q. ほかの職種というと?

山内先生

たとえば訪問介護やケアマネージャーなど介護職の方々などは、ある患者さんのゴールを「帰宅」に設定した場合でも、それが現実的に可能かどうかということをさまざまな角度から意見してくれます。私が知らない情報や、私にはない見方を示してもらえて、本当に勉強になります。

Q. 実際にそういった方々の意見を参考にして、先生の考えを変えることはあるのですか。

山内先生

ありますよ。考えを変えて実践してみて「結果的には患者さんにとって良かったな」と思うこともあります。

Q. 多職種カンファレンスが業務の充実感に繋がっているようですね。

山内先生

そう思いますね。やる意味を感じます。

東条病院は仕事のオンオフが明確で、チーム力が高い

Q. 東条病院の働きやすさはどこに理由があるとお思いですか。

山内先生

全体的に仕事のオンオフがしっかりあるのがすごくいいと思います。実際には取得しづらい現場もある有給休暇も、東条病院ではみんなが協力し合ってちゃんと取っています。

Q. 勤務時間はしっかり働いて、オフはオフでしっかり取れれば、生活にメリハリをつけられますね。

山内先生

はい、勤務時間はやはり忙しいです。でもきちんとオフがあるので安心できます。

Q. お話を聞いていますと、病院内のチーム力も高そうですね。

山内先生

そう思います。大き過ぎず小さ過ぎない規模感があり、科や職種を超えてコミュニケーションを取りやすい環境があります。科をまたいで相談、などということもすぐにできるので、業務が円滑です。

大き過ぎる病院は、やはり意思の疎通は図りにくいものですか。

山内先生

大学病院にいた頃には、科をまたいで相談し合うなんてなかなかできませんでしたよ。東条病院はちょうど良い規模感で、お互いに距離が近いのもいいのでしょうね。

職種を超えて助け合いながら地域医療に貢献したい方に最適な病院

職種を超えてチーム力で医療をやっていきたい方には東条病院は最適といえそうですね。

山内先生

そうですね。ここは本当に地域密着型の病院なので、お一人お一人の患者様の病状や環境の変化にも柔軟に対応できます。地域医療を志す方には、ぜひ入職をおすすめしたいです

東条病院はまだまだこれから成長しそうで、楽しみです。

山内先生

はい、まだまだ発展途上で、伸びシロがたっぷりあるので、職種を超えて、一緒に理想の病院をつくっていきたいという方に職員になっていただきたいと思います。

大病院ではできない仕事ができそうですね。

山内先生

大学病院でも開業でもない、ここでしかできない医療があると思いますよ。

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