先輩たちへインタビュー

残業や夜勤がなく働きやすい病院

お話を聞いた人：
東条メンタルホスピタル　薬剤師　原さん＆安田さん

明星会に長年勤務されている原さんと入職して間もない安田さん。東条メンタルホスピタルで働く二人の薬剤師にどのような働き方をされているのかお聞きしました。

原さんと安田さんの勤続年数を教えてください。

原さん: 私は、途中にパート勤務の時期もありましたが、トータルで言うと23年目です。ただ、ずっと東条メンタルホスピタルにいるというわけではなく、ちょっと前までは東条病院の方で働いていました。
安田さん: 私は明星会にきて、まだ2年目になります。

明星会で働くことになったきっかけは何ですか？

原さん: 私の場合、地元が鴨川なんです。実家もすぐ近くなので、子供の頃からこの病院のことを知っていました。ですので、薬剤師になって鴨川へ戻ってきた時、昔からなじみ深くて通いやすいこの病院で働くことを自然な流れで決めました。
安田さん: 私は、ここに来る前は神奈川県の病院で働いていました。去年、鴨川に引っ越してきたんですが、今までのキャリアが生かせる就職先を探していて、この病院を見つけました。

薬局ではなく、病院勤めを選んだのは何故ですか？

安田さん: 病院薬剤師は、多職種の方たちと連携しながら仕事をすることが出来るからです。他の職種の方たちとやり取りをしていると、その中で気付かされることや学べることが多いんです。ですから、鴨川でも病院薬剤師を続けようって思っていました。

こちらの病院の働きやすさはいかがですか。

原さん: 東条病院も東条メンタルホスピタルも、病床数が200床未満のいわゆる中小病院ですので、薬剤師の人数は多くないんです。そのため、一人でこなさなければならない作業量は大病院よりも多いのですが、その分、色々な経験ができ、やりがいを感じます。
また、業務が多いからといって残業になることはほとんどないですし、夜勤もないので、育児や家事との両立がしやすい職場だと思います。
安田さん: はい。本当にその通りです。仕事としては調剤業務だけでなく、病院ならではの委員会、勉強会などもあるのですが、基本的に全ての業務が時間内に行われるため、残業になることはまずありません。おかげで、家族との時間や趣味の時間もしっかりと取れています。

夜勤はないのですか？

原さん: ありません。病院薬剤師というと、薬局と違って夜勤があると思われている方もいますが、単科の病院では夜勤がないところも多いんです。逆に24時間対応している薬局では、夜勤が必要になる場合もあります。当院の場合は夜勤も当直もありません。

人数が少ないということですが、体調が悪い時などは休むことができるのでしょうか？

病院の雰囲気はどうですか？

安田さん: 何十年か前までは精神科病院というと鉄格子があって閉鎖的な雰囲気があったんですが、今は随分と変わりました。外来は明るく穏やかな雰囲気ですし、患者さんも気軽に話しかけてくれますし、今の精神科には開放的な印象を持っています。入院患者さんもフレンドリーに話しかけてくれて、かわいらしい方が多いんですよ。
原さん: この病院は医師や看護師ともコミュニケーションがとりやすく、皆さんやさしいです。精神科での勤務は初めてだったので、最初は不安もありましたが、今は楽しく働けています。

入院患者さんとは、どのようなお話をされるんですか？

原さん: 「今日のお昼ご飯、おいしかったよ」とか、何気ない会話です。食事は私たちも患者さんと同じものをいただくので、ご飯の話題は多いです。まるで家族に話しかけるように自然な会話をしています。そのような会話の中で、薬剤の説明をしたり、副作用のチェックをしたりすると、今まで見えていなかった部分に気付けたりもするんです。

安田さんは業務を行う上で大事にしていることはありますか？

安田さん: 私は入職して間もないので、まだまだ勉強中です。調剤をしていると、医師や看護師から薬のことを質問されることが多いのですが、その時に求められている情報をパッと的確に答えられるように心掛けています。なかなか即答できずに、お時間をいただいてしまうこともあるんですけどね。

最後に、こちらの病院で働くことに興味をお持ちの方にメッセージをお願いします。

原さん: 明星会は家事や育児に対して理解があるので、女性でも働きやすい職場だと思います。大病院のように、忙しくて自分の時間が取れないということはありませんから、スキルアップのための勉強をしたいという方にも最適だと思います。迷っている方はぜひお問い合わせください。
安田さん: 皆さんが温かく接してくれる職場です。転職する時は不安もあると思いますが、私も今は安心して働けています。若い世代の方には、ぜひ仲間になってほしいです。