理事長挨拶
この度、医療法人明星会の理事長に就任いたしました、金井重人と申します。地域の皆さまには日頃から沢山のご支援を頂き、心より感謝申し上げます。
明星会は130年以上に渡り、地域医療の発展に寄与してまいりました。振り返ってみると、その長い歴史の中で時代は常に変化してきました。東条病院を開設した翌年には日清戦争が始まり、その後は二度の世界大戦、敗戦からの高度経済成長、バブル崩壊、IT革命にCOVID-19パンデミックなど、激動の時代を歩んでまいりました。数多の困難があったことは間違いありませんが、先人たちは、そのたゆまぬ努力と献身により明星会を常に進化させ、時代のニーズに応じて多種多様な医療・介護サービスを提供してきました。
日本は今、超高齢化社会と人口減少という難しい事態に直面しています。特に私たちの住む安房地域は、日本がこれから進もうとしている社会の30年40年先をもうすでに歩んでいる状況です。しかし、私はそのことを決して悲観しているわけではありません。先人たちがそうしてきたように、地域のニーズに合わせて明星会を進化させていくことが私の使命と考えています。明星会は、地域の皆さまが80歳になっても、90歳になっても、持病を抱えても、住み慣れたこの場所で元気に暮らしていける、そんな医療を提供していきます。
私たちは、これからも地域の皆さまとのコミュニケーションを大切にし、ご意見やご要望を積極的に取り入れながら、より良い医療法人を目指して邁進いたします。皆さまの健康と安心を支えるパートナーとして、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
医療法人明星会 理事長
金井 重人
理念・基本方針
病院の理念
- 我々は、親切と思いやりの精神を持っていかなる患者さまの求めにも等しく応じます。
- 我々は、相互の和と協調を持って、常に専門職として研讃し、より質の高い医療を提供します。
- 我々は、時代の変化に対応し、地域に密着した病院を目指します。
看護部の理念
患者様中心の心のこもった看護を実践します。
常に看護の質の向上を図ります。
看護部の基本方針
1. 患者さまにとって、より良い看護をする
- 患者さまの人格を尊重し、その人の考えや思いを大切にし、QOLを考慮した看護を行う
- 細かい心配りで安全に務め、事故を防止する
- 家族、地域、地域医療との連携を密にし継続看護を推進する
2. 常に学ぶ姿勢を持つ
- 看護観を養い専門的知識、技術を高める
- 看護上の問題解決をするため看護研究を行う
- 一般的教養を高め、人間性を豊かにする
3. 職員間のコミュニケーションを図る
- 報告、伝達、情報交換を速やかに行う
- 聞き上手になるよう努力し、思いやりの態度で接し、素直に対応できるようにする
- いつも笑顔で挨拶を交わし温かい雰囲気を作る
個人情報保護方針
当院は信頼できる医療に向けて、患者さまに良い医療を受けていただけるよう日々努力を重ねています。
「患者さまの個人情報」につきましても適切に保護し管理することが非常に重要であると考えております。
そのために当院では、個人情報保護方針を定め確実な履行に努めています。
SDGsへの取り組み
医療法人明星会は、“SDGsに取り組み、未来の健康社会の創造”に参画します。
具体的に取り組む活動をご紹介します。
法人沿革
明治26年 6月 | 東条病院を創設 (初代院長 橋本平二) 内科、外科、小児科 |
大正13年 11月 | 平沢東一により産婦人科が新設 |
昭和11年 6月 | 東条病院第二代院長に橋本鐘爾が就任 |
昭和23年 11月 | 金井勉により精神神経科が新設 |
昭和26年 11月 | 医療法人 明星会を発足 |
昭和27年 8月 | 看護職員寮 恵和寮を設立 |
昭和33年 3月 | 産婦人科を廃止 |
4月 | 東条病院付属准看護学院を開校 |
昭和34年 2月 | 東条病院分院 鴨川駅前診療所を開設 (院長 橋本鐘爾) 内科、外科、産婦人科 |
3月 | 東条病院第三代院長に橋本与志郎が就任 |
昭和48年 7月 | 東条病院第四代院長に橋本孝平が就任 |
昭和50年 11月 | 東条病院託児所を設立 |
12月 | 東条病院 精神神経科棟 (現東条メンタルホスピタル) を新築 |
昭和55年 7月 | 服部憲明により整形外科が新設 |
11月 | 東条病院本館を新築 |
昭和60年 3月 | 結核病床を廃止 |
昭和62年 4月 | 旧平沢病院を併合し、東条第二病院として開設 |
平成2年 4月 | 東条病院第五代院長に松村康一が就任 |
平成3年 7月 | 老人性痴呆疾患センター を開設 |
12月 | 東条病院分院 鴨川駅前診療所を閉院 |
平成5年 7月 | 東条病院から精神神経科を分離 東条メンタルホスピタルとして開設 (初代院長 金井輝) |
平成6年 3月 | 院外調剤薬局への院外処方を開始 |
平成10年 7月 | 医療相談室を開設 |
9月 | 東条訪問看護ステーションを開設 |
平成12年 3月 | リハビリテーション室を新築 東条メンタルホスピタル2階を精神科療養病棟に指定 |
4月 | 東条病院4階を療養型病床群に指定 居宅介護支援事業所 東条介護サービスを開設 |
平成15年 3月 | 東条病院付属准看護学院を閉校 |
12月 | 東条友愛センターを創設 同センター内にデイサービスひろばを開設し、東条訪問看護ステーション、東条介護サービスを移設 |
平成17年 3月 | 認知症対応型グループホーム まきの家を創設 |
平成20年 10月 | 関連施設として社会福祉法人 東明会を発足 |
平成21年 3月 | 老人性痴呆疾患センター廃止 |
4月 | 鴨川市より養護老人ホーム 緑風荘の運営を移譲 社会福祉法人東明会 養護老人ホーム 緑風荘として開設 |
平成24年 3月 | デイサービスひろばを廃止 |
4月 | デイケアひろばを開設 |
平成25年 11月 | 認知症疾患医療センターを開設 |
令和元年7月 | 東条病院第六代院長に永森靜志が就任 |
令和3年2月 | 東条メンタルホスピタル許可病床129床へ変更 |
令和3年4月 | 東条メンタルホスピタル第二代院長に金井重人が就任 |
令和3年6月 | 東条病院療養病床廃止 |
令和3年7月 | 東条病院介護医療院開設 東条病院許可病床52床へ変更 |
令和4年7月 | 東条病院第七代院長に服部憲明が就任 |
令和5年4月 | 東条メンタルホスピタルの標榜科を精神科、心療内科科、老年精神科へ変更 |
令和5年7月 | 東条メンタルホスピタル許可病床128床へ変更 |
令和6年8月 | 東条病院第八代院長に山内雅史が就任 |
施設概要
東条病院
院長 | 山内 雅史 |
敷地面積 | 7,050m² |
診療科目 | 内科、整形外科、外科、リハビリテーション科、消化器内科、循環器内科、神経内科、泌尿器科、放射線科、皮膚科 |
許可病床数 | 一般病床52床 |
施設基準 | 地域包括ケア病棟入院料1 在宅療養支援病院 |
住所 | 〒296-0044 千葉県鴨川市広場1615番地 |
連絡先 | TEL 04-7092-1207 FAX 04-7092-2536 |
東条病院介護医療院
管理者 | 山内 雅史 |
事業内容 | 介護医療院 |
定員 | 53名 |
住所 | 〒296-0044 千葉県鴨川市広場1615番地 |
連絡先 | TEL 04-7092-1207 FAX 04-7092-2536 |
協力医療機関 | 東条病院 東条メンタルホスピタル 鴨川市立国保病院(歯科) |
東条メンタルホスピタル
院長 | 金井 重人 |
敷地面積 | 6,370m² |
診療科目 | 精神科、心療内科、老年精神科 |
許可病床数 | 精神病床128床 |
施設基準 | 精神病棟入院基本料15対1 55床 精神科急性期治療病棟入院料1 50床 精神療養病棟入院料 23床 |
住所 | 〒296-0044 千葉県鴨川市広場1338番地 |
電話 | TEL 04-7092-2138 FAX 04-7092-0560 |
東条友愛センター
管理者 | 服部 憲明 |
敷地面積 | 1,669m² |
事業内容 | 通所リハビリテーション 訪問看護(医療保険、介護保険) 介護予防通所リハビリテーション 居宅介護支援 |
住所 | 〒296-0044 千葉県鴨川市広場1665番地 |
電話 | TEL 04-7092-3557 FAX 04-7092-3547 |
グループホーム まきの家
院長 | 服部 憲明 |
敷地面積 | 1,849m² |
定員 | 認知症対応型共同生活介護 定員:18名 (花の棟9名、鳥の棟9名) |
住所 | 〒296-0044 千葉県鴨川市広場1665番地 |
電話 | TEL 04-7098-3211 FAX 04-7098-3212 |
東条病院託児所
管理者 | 金井 重人 |
職員 | 保育士4名 |
定員 | 30名 |
電話 | 04-7092-1207 |